WEB予約
電話予約
友だち追加
診療案内
アクセス
健康コラム

冬、お風呂を嫌がるのはなぜ?|高齢者の入浴の悩みと、ご家族ができる声かけ・準備の工夫

「寒くなってから、お風呂に入りたがらなくなった」「声をかけても『今日はいい』と言われてしまう」。冬になると、そんなご相談がご家族から増えます。入浴を嫌がるのは、わがままや面倒くささだけが理由とは限りません。体や気持ちの面に、ご本人なりの理由が隠れていることがよくあります。この記事では、その理由と、ご自宅でできる工夫をお伝えします。

冬、お風呂を嫌がるのは、なぜ?

多くの場合、「寒いのがつらい」「入るのが大変」「失敗したくない」という気持ちが重なっています。暖かい居間から冷えた脱衣所へ移るつらさや、以前ふらついた経験からくる不安が、背景にあることも少なくありません。服を脱ぐ、体を洗う、浴槽をまたぐといった動作は、思っている以上に体力を使います。疲れてしまうことを心配して、避けているのかもしれません。怠けているわけではないと受け止めることが、第一歩です。

体の面で考えられること

足腰の痛みや筋力の低下で、浴槽をまたぐのが怖くなることがあります。息切れやめまい、皮膚の乾燥によるかゆみ(お湯がしみることも)、尿もれへの心配が、入浴をためらわせる場合もあります。冬は空気が乾くため、皮膚のかゆみやつっぱりを感じやすい季節です。急に嫌がるようになったときは、体調の変化が隠れていることもあります。持病のある方は自己判断せずかかりつけの医師にご相談ください。

気持ちの面で考えられること

人に体を見られる恥ずかしさや、手伝ってもらうことへの抵抗感があるかもしれません。また、物忘れなどで入浴の手順が分かりにくくなったり、「昨日入ったから大丈夫」と感じたりすることもあります。「早く入って」と急かされると、かえって気持ちが固くなってしまいます。同性のヘルパーさんや、デイサービスの入浴なら受け入れやすい方もいらっしゃいます。まずは「何がいやなのか」を、責めずにゆっくり聞いてみましょう。

ご家族ができる、ご自宅での工夫

まず、入る前に脱衣所と浴室を暖めておきましょう。浴室暖房がなければ、浴槽のふたを開けて湯気で暖めたり、シャワーを床に流したりする方法があります。お湯はぬるめにして、長湯は避けます。「お風呂が暖まったよ」「背中を流そうか」といった、やさしい誘い方も役立ちます。入浴の時間帯を、体が楽な日中の暖かい時間に変えてみるのもひとつの方法です。手すりや滑り止めマットを整え、「ひとりで入る不安」を減らすことも大切です。毎日入れなくても、足浴や体を拭くことで清潔を保つ方法もあります。入浴の安全については、寒くなる前に見直したいお風呂の入り方や、夏のお風呂の工夫の記事もあわせてご覧ください。

こんなときは、早めにご相談ください

数日以上入浴できず皮膚が赤くなっている、においや汚れが気になる、ふらつきや息切れがある、といったときは、早めにご相談ください。季喜ホームクリニックは、横浜市港北区で24時間365日、ご自宅での診療に対応しています。訪問診療の流れや診療内容、よくある質問をご覧のうえ、お問い合わせフォーム、またはお電話(050-1809-9929)からお気軽にどうぞ。

無理のない形で、冬も清潔と安心を保てるよう、ご家族とともにお手伝いします。

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

PAGE TOP