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健康コラム

高齢者はかぜ・インフルエンザが重くなりやすいのはなぜ?|ご自宅でできる予防と体調管理の工夫

朝晩はずいぶんと涼しくなり、過ごしやすい季節になってまいりました。

ただ、これから年末にかけて空気が乾燥し、かぜやインフルエンザが流行しやすい季節に入ります。

ご高齢の方は、若い方と同じようなかぜでも、思いのほか重くなりやすいことをご存知でしょうか。

今回は、その理由と、ご自宅で今日から始められる予防の工夫についてご紹介します。少し先を見越して、今のうちから備えておきましょう。

高齢者はなぜ、かぜやインフルエンザが重くなりやすいの?

年齢を重ねると、のどや気管の粘膜を守るはたらきや、ウイルスと戦う免疫の力が少しずつ弱くなっていきます。

心臓や肺、腎臓などに持病のある方は、もともとの体力の余力が少なく、かぜをきっかけに肺炎や心不全などを併発してしまうことも少なくありません。

そのため「いつものかぜ」のつもりが、思いのほか長引いたり、急に重くなったりすることがあるのです。

せきや熱が続くとき、食欲が落ちるときは、無理をせず安静に過ごすことも大切です。

少しでも様子がいつもと違うと感じたら、早めに気づいてあげることが何より大切です。

ご自宅でできる予防の基本

特別な道具をそろえなくても、日々の習慣でできる予防はたくさんあります。外出から戻ったときや食事の前には、石けんを使った丁寧な手洗いを習慣にしましょう。

うがいも忘れずに行うと安心です。

空気が乾燥する季節は、加湿器を使ったり、洗濯物を室内に干したりしてお部屋の湿度を50〜60%程度に保つと、のどや鼻の粘膜が乾きにくくなります。

人が集まる場所へお出かけの際はマスクの着用も役立ちますし、1日に数回、お部屋の窓を開けてこまめに換気することも心がけてください。

ご家族で体調管理を意識し合うことも、日々の予防につながります。

予防接種と、日頃の体力づくり

インフルエンザの予防接種は、流行が本格化する前、目安として12月上旬までに済ませておくと効果的とされています。

65歳以上の方は、お住まいの自治体の定期予防接種の対象になっていることが多く、横浜市にお住まいの方は横浜市の「高齢者インフルエンザ定期予防接種」のご案内ページで対象者や費用、実施期間をご確認いただけます。

あわせて、バランスの良い食事と十分な睡眠、無理のない範囲での軽い運動を日頃から続けておくことも、からだの抵抗力を保つうえで大きな助けになります。

冷え込む朝晩は、肌着や靴下で首元・足元を温めることも意識してみてください。

こんなときは、早めにご相談ください

38度以上の高熱が2日以上続く、呼吸が苦しそうにみえる、水分や食事がほとんどとれない、ぐったりとして反応が乏しいといった様子がみられるときは、早めの受診をおすすめします。

持病のある方は自己判断せずかかりつけの医師にご相談ください。季喜ホームクリニックでは、ご自宅にうかがう訪問診療を24時間365日体制で行っております。

訪問診療の流れやよくある質問もご参考いただきながら、ご不安なことがございましたらお問い合わせフォームからどうぞお気軽にご連絡ください。

あわせて、冬の咳・たんに関する記事や、誤嚥性肺炎を防ぐ工夫についての記事もご参照ください。

季節の変わり目こそ、日々の小さな工夫を積み重ねて、ご家族みなで穏やかに冬を迎えられますように。

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