寒い季節の夜中や明け方、ふくらはぎがぎゅっとつって目が覚めた、という声をご高齢の方やそのご家族からよく伺います。
足のつりは夏のイメージが強いですが、冬にも起こりやすい症状です。
この記事では、冬に足がつりやすくなる理由と、ご自宅でできる工夫、受診の目安をやさしくまとめました。
冬に夜中、足がつるのはなぜ?
結論からいうと、寒さで筋肉が冷えて血のめぐりが悪くなることと、冬も気づかないうちに水分が不足しやすいことが重なるためと考えられています。
ふくらはぎの筋肉は冷えると縮こまりやすく、眠っている間は動かさないため、急に強く縮んでつりやすくなります。
ほかにも、汗をかいた日や、下痢などで体の水分や塩分のバランスが崩れたときにも、つりやすくなることがあります。
また、年齢とともに筋肉の量が減ると、少しの負担でもつりやすくなります。冬はのどの渇きを感じにくく、水分が足りなくなりがちです。
冬の脱水については冬でも脱水になるのはなぜ?の記事もご覧ください。
足がつったとき、どうすればいい?
あわてず、つっている筋肉をゆっくり伸ばします。ふくらはぎの場合は、膝を伸ばしたまま足の指をつかみ、体のほうへゆっくり引くと和らぐことが多いようです。
強く引っぱりすぎないようにしましょう。ご自身で難しいときは、ご家族が足の裏を支えてゆっくり押してあげてください。
痛みが引いたら、温かいタオルで包んでやさしくさすり、しばらく休みます。
ご自宅でできる、つりにくくする工夫
寝る前に、ふくらはぎを軽くさすったり、足首をゆっくり回したりしておきましょう。寝室や足元を冷やさないよう、靴下や毛布で保温するのも一つの方法です。
冷えについては寒くなると手足が冷たくなるのはなぜ?で詳しくお話ししています。湯たんぽや電気毛布を使うときは、低温やけどにご注意ください。
昼間に少し体を動かすことも役立ちます。ご自宅の中を歩く、椅子に座ってかかとの上げ下ろしをするなど、無理のない範囲でふくらはぎを動かしましょう。
ただし、痛みや息苦しさがあるときは無理をしないでください。
夜のトイレが心配で水分を控える方もいらっしゃいますが、日中にこまめに飲むようにすると安心です。
夏のつりについては高齢者の夏の「足のつり」もあわせてどうぞ。
こんな足のつりは、受診を考えましょう
多くのつりは一時的なものですが、毎晩のように続く、片方の足だけが急に腫れて赤く痛む、足が冷たくて色が悪い、しびれや力の入りにくさがある、といった場合は、ほかの原因が隠れていることもあります。
急に片方の足が腫れたときは、早めに受診してください。
血圧やむくみなどのお薬が関係する場合もあります。持病のある方は自己判断せずかかりつけの医師にご相談ください。
お薬を自己判断でやめたり変えたりしないようにしましょう。
こんなときは、早めにご相談ください
通院が難しい、夜中の症状が心配、というときは、季喜ホームクリニックにご相談ください。
横浜市港北区を中心に、24時間365日対応で訪問診療を行っています。
訪問診療の流れ、診療内容、よくある質問をご覧のうえ、お問い合わせフォームまたはお電話(050-1809-9929)からお気軽にどうぞ。
寒い夜も、ご自宅で安心してお休みいただけるよう、お手伝いいたします。
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